西船橋駅の北口、エスカレーターを降りた人の大半はまっすぐ行くか、または左に進むが、敢えて、エスカレーターを降りて右に曲がって武蔵野線の高架をくぐる。すると、コンビニが見えてくるので、そこを曲がると見えてくるのが「ラーメン嘉祥」。西船橋の繁華街とは逆方向、昔からのラブホテル街の中、以前は西船橋に数店舗展開している、居酒屋グループの「一九」の店舗があった長屋(?)店舗の一つにある。その居酒屋が業態転換して「ラーメン嘉祥」になったとしたら、居酒屋グループが始めたラーメン屋さんってところだろうか。

店頭にも椅子と机が置いてあったが、この真冬に外で食べるというのも…なかなかなものかもしれない…などと思いつつ、券売機でチケットを購入。券売機を眺める限りでは醤油、塩、味噌といった3種類のスープのラーメンが用意されていて、それにトッピングを追加することができそう。ランチにはセットが用意されていて、ラーメン(スープは3種類の中から選べる)と、鶏そぼろご飯、さらに唐揚げが付いて1000円で提供されているようだった。ランチセットがリーズナブルだったので、塩ラーメンのセットのチケットを買ってみた。

ラーメンは歯応えのいい麺に、程よく油を感じるスープが美味しい。セットメニューということもあり、ラーメン自体はシンプルなものになっている。鶏そぼろご飯のそぼろは、
程よく甘味が効いていて、ご飯との相性は悪くない。唐揚げも付いているので、ささっと麺を食べちゃって、ラーメンのスープと唐揚げをおかずに、鶏そぼろご飯を食べたけど、美味しかった。

ラーメンにもうちょい特徴が欲しいような気もするが、普段から食べに行くラーメンなら、これくらい優しい感じでも悪くないのかもしれないなぁ。

西船橋のラーメン嘉祥のランチセット

西船橋のラーメン嘉祥のランチセット